大学入学共通テスト情報

新たな「大学入学共通テスト」に関する基本情報を集めています。大学入試改革によって断行されようとしている「見通しの悪い」共通テストに、どう立ち向かうべきか。姿の見え難い「敵」ですが戦うのでなく勝ち取る道を探したい・・・民間英語試験採用や記述式導入の動きにも目が離せません。

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見送りを表明!? はっきり中止といえない事情・・大学共通テスト記述式問題

   

12月も12日になった途端に流れたニュースが、じつは重大でした。

重大!なのに、結局スッキリしないのは、大学共通テストにおいて国語と数学の記述式問題の導入を、「見送りを表明する方針」とのことです。

 

「見送り決定」でなくて、「見送りを表明する方針」である理由は?

 

スッキリしないと突っ込んでも仕方ないことでしょうか。

文部科学省が『来週にも実施の見送りを表明する方針を固めた』と朝日新聞デジタルが伝えています。

 

事実、文科省が「発表」したのではなく、『複数の関係者が明らかにした』というこの内容が、

来週にも、やはり・・といって覆される可能性は少ないでしょう。

 

 

報道された以上、今さら否定できない流れになりますから、国語・数学の記述式は、ともかく見送りになりそうですーー。

 

 

ネットでは、とりあえず良かったという安堵感とか、散々振り回されているという怒りとか・・
反響が大きいです。

 

記述式見送りは当然の結果。バイトが正確な採点出来るわけないし、採点ミスしてもどうせ隠蔽しようとするし。

 

ひとまず良かったけど、来年も受験はあるんだからとっとと決めないといけないだよなあ

 

見送り(やめるとは言ってない)

 

だよな😅 賢明な判断だよ ていうか今まで通りでいいじゃん アホらしい騒動だったな

 

しかし、何かスッキリしない理由は、いま断言されないことでなく、明確に「中止」とされないことです。

先日の英語の民間試験活用の延期もそうでした。

とりあえず延期・・

数年後のことを決定できないから、今はまず延期。まあその辺の大人の事情も、分からないではありませんが。

 

大学入試改革は、これでは振り出しに戻るのか?

ご周知のように、2019年11月1日に、文科省が「英語民間試験の活用の見送り」を表明しています。

これに続いて、「記述式問題の導入も延期」となるとしたら、2つの柱を失うことになります。

 

英語では民間試験も使わず、国語と数学では記述式問題も使わないとしたら、その、新しいはずの「大学入学共通テスト」って何? という話。

そもそも大学入試改革が何故必要だったかということを、政権の目玉政策だった云々の論調も見かけますが。

 

ところで時間は遡りますが・・・

はっきりして!国立大学は英語民間試験を活用する?しない?

にあるように、国立大学では、英語民間試験を「一般選抜」で活用するかしないか、の方針を先日、打ち出しました。

一般選抜、つまり現在の一般入試のことで、受験生が一斉に受験することになる大学入学共通テスト(現在のセンター試験に代わるもの)ではありません。

 

そこで、国立大学のおよそ8割くらい活用しない方針の現状に対して、萩生田文科相が、「活用しない理由を確認したい」と発言していました。

12月3日のNHKニュースでのこと。

これについて、萩生田文部科学大臣は、閣議のあとの記者会見で

ずいぶん非積極的だなと思った。

活用すると言っていた大学が、これほどいっぺんにやらなくなるとかえって間違ったメッセージになる可能性があるので、

活用しないと判断した理由を確認してみたいと思う」

と述べました。

(12月3日 NHKNEWSWEBより)

 

 

 

ここは、萩生田文部科学大臣に対してあまり先入観を抱かず、懐疑心なしに、考えたいのですが・・

それでも、正直、思います。

「何故あなたが言う?」(オマイウ?)

 

何か他人事です。大学受験の問題作成や、採点、新入生を受け入れる諸々の準備に忙殺される国立大学の立場を考えると、

もちろん忙しいからの理由でなく、大学側は民間試験を使わないと8割かたが判断しているのに、それが・・・

間違ったメッセージになる」とはどういうことなのでしょう。

 

 

 

つまり、もし国立大学の多くが積極的に活用するとして、活用することが「間違わない、正しいメッセージ」だとしたら・・・

いったい、それはどういうことでしょう?

 

 

こういうことはクドクド書いていると嫌な感じで、引っ張る内容でないので、とりあえずこれだけです。

(この情報は2019年12月12日現在です)

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